• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1992 年度 実績報告書

建築環境工学における気流の数値解析に関する総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 03302052
研究機関明治大学

研究代表者

貝塚 正光  明治大学, 理工学部, 教授 (10061988)

研究分担者 岩本 静男  九州芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (20213316)
坂本 雄三  名古屋大学, 工学部, 助教授 (30114490)
倉渕 隆  東京理科大学, 講師 (70178094)
松尾 陽  東京大学, 工学部, 教授 (00010778)
加治屋 亮一  明治大学, 理工学部, 助手 (60062014)
キーワード乱流モデル / 格子分割 / 壁面境界条件 / DSM / K-εモデル / LES / 差分スキーム / OPTIMALスキーム
研究概要

室内気流と建物周辺気流を対象とした数値計算を行ううえでの、4つの問題点(1)乱流モデル(2)格子分割(3)壁面境界条件(4)数値解析について汎用的な解決を検討・提案するために、以下の研究成果について、種々の検討が加えられ、今後の方針が議論された。
(1)各種の乱流モデル(K-ε、代数応力モデル〔ASM〕、応力方程式モデル〔DSM〕、ラージ・エディ・シュミレーション〔LES〕の定常、非定常解法による2次元及び3次元非等温流れの数値計算を実行し、各モデルとの比較・検討を行った。
(2)運動方程式及びスカラー量移流拡散方程式の移流拡散項を、従来の各種差分スキーム(中心差分、単純前進差分、QUICK、Hybrid、2次精度風上差分、ULTRA-SHARP)にOPTIMALスキームを加え、数値実験による比較・検討及び異形格子、格子粗さによる比較・検討を行った。
(3)流れの基礎式の一般座標への変換を数値解法の検討を行い、数値実験を実行した。
(4)2次元建物周辺気流の数値解析を行った。
(5)住宅の通風に関する、2次元・3次元の数値解析を行った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 貝塚 正光: "一般座標の共変速度に対する流れの基礎式の数値解法非物理成分と物理成分および幾何量算法の検討" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 495-496 (1992)

  • [文献書誌] 松尾 陽,倉渕 隆,季 政宰: "移流拡散方程式の高精度差分近似法に関する研究OPTIMALスキームの開発及びLODA,ULTRA-SHARPスキームとの比較・検討" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 489-490 (1992)

  • [文献書誌] 松尾 陽,倉渕 隆,季 政宰: "移流拡散方程式の高精度差分近似法に関する研究空間濃度計算における各スキームの特性(層流結果)" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 491-492 (1992)

  • [文献書誌] 松尾 陽,倉渕 隆,季 政宰: "移流拡散方程式の高精度差分近似法に関する研究定常/非定常空間濃度計算における各スキームの特性(乱流結果)" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 493-494 (1992)

  • [文献書誌] 貝塚 正光,岩本 静男,王 鏡偉: "通風の数値予測に関する研究(1)2次元乱流場における各種開口に対する流れ場と通風量の検討" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 531-532 (1992)

  • [文献書誌] 貝塚 正光,酒井 孝司: "応力方程式モデルの定常解法の検討Plenum Chamber流れにおけるK-εモデルとDSMの比較検討" 日本建築学会学術講演梗概集D環境工学. 513-514 (1992)

URL: 

公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi