研究課題/領域番号 |
03302053
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
新宮 秀夫 京都大学, 工学部, 教授 (20026024)
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研究分担者 |
水谷 宇一郎 名古屋大学, 工学部, 教授 (00072679)
井上 明久 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10108566)
鈴木 謙爾 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10005861)
渡辺 龍三 東北大学, 工学部, 教授 (20005341)
石原 慶一 京都大学, 工学部, 助教授 (30184550)
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キーワード | メカニカルアロイング / 準安定 / 非平衡 / アモルファス / ナノクリスタル / 粉末冶金 |
研究概要 |
この研究は平成3年度から継続して行なったものであり、本年度はその最終年度である。本年度得た成果は要約すると次のようなものである。 【新しい合金相】 1.従来にない非常に広い組成、新しい合金系における過飽和固溶体の形成。Ag-Cu.Fe-Cu.Al-Tiなど 2.超急冷法とは異なる組成、合金系でのアモルファス合金の形成。Al-Fe,Fe-B,Al-Tiなど 3.ナノクリスタル、ナノスケール多層組織の形成。Ag-Fe,Cu-Coなど 4.ガス元素と金属元素との反応による新しい化合物。Fe_<16>N_2など 【新しい物性】 1.ハード磁性相とソフト磁性相との混合相による新しい磁気特性を持つ材料。 2.磁性相と非磁性相とのナノ混合相における巨大磁気抵抗効果(GMR)の発現。 3.ナノ構造による高性能熱電材料。 4.高強度を有する超微細粒金属間化合物材料。 5.過飽和固溶体合金における10^3(Ag-Cu系)から10^6(Fe-Cu系)に達する極めて高い値の活量の実測。
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