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1991 年度 実績報告書

核融合の総合的体系化の推進

研究課題

研究課題/領域番号 03302057
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

飯吉 厚夫  核融合科学研究所, 所長 (70026178)

研究分担者 佐藤 浩之助  核融合科学研究所, 助教授 (80023737)
藤原 正巳  核融合科学研究所, 教授 (10023722)
井上 信幸  東京大学, 工学部, 教授 (60023719)
佐藤 徳芳  東北大学, 工学部, 教授 (40005252)
山科 俊郎  北海道大学, 工学部, 教授 (40001193)
キーワード核融合 / 核融合プラズマ / 核融合炉工学 / プラズマ理工学
研究概要

世界の核融合の研究は、臨界プラズマの達成が間近に迫り、新しい段階を迎えようとしている。一方、我国の大学における核融合の研究は、核融合科学研究所の設立によって新たな展開を開始しつつある。このような時期にあたり、全国の大学の研究を核融合科学研究所を軸に有機的に連携し、研究成果の相互交換や比較研究を積極的に行い核融合分野の学問の体系化の努力を積極的に図ることは、極めて重要であると考えられる。本研究は、核融合理工学分野の体系化の具体的方策を検討し、その総合的な発展に資することを目的としている。
現在、大学における核融合の研究は、研究所を軸に、学部・研究施設・センタ-等で多面的に進められているが、全国の大学の研究成果を持ち寄って相互交換し、それらを踏まえて学問としての核融合科学の構築を図るためには、全国各地の研究者の有機的協力が不可決であり、是非とも総合研究として進める必要がある。このため本年度はまず、基礎的プラズマ・核融合炉心プラズマ・炉工学関連分野のそれぞれについて、全国の大学の各研究グル-プから、現在までの成果と現状につきサ-ベイをお願いした。
これらについては、当初は、分科会方式での開催を一部分考えていたが、核融合研究分野の広い範囲にわたった共通認識を得るため、研究分担者及び各回のスピ-カ-を含めた全体会議を3回行った。これにより、核融合特別研究の終了以降、全国の大学の研究の進め方についてややバラバラの感があったものが共通の認識が芽生えはじめ、核融合の総合的体系化を進めて行く上での素地が出来上がってきたものと考えられる。
今後はこれらを基に、それぞれの研究課題の詳細を整理し掘り下げるため、いくつかの分科に分れて作業を進めていく予定である。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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