研究分担者 |
米沢 義道 信州大学, 工学部, 教授 (90020982)
鎌田 一雄 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (80016609)
伊福部 達 北海道大学, 応用電気研, 教授 (70002102)
田村 進一 大阪大学, 医学部, 教授 (30029540)
渡辺 亮 熊本大学, 工学部, 教授 (50040382)
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研究概要 |
第1年度は、感覚障害に対する情報伝達の補助手段について、それぞれの研究分担者が役割分担およびそれらの周辺の研究課題について、国内・国外の関連する学会・研究会の文献情報のデータベースを作成したうえで、研究打合せのための会合を開いて、この分野における研究の動向を分析し、今後の研究課題の発展の方向を検討した。 第2年度は、第1年度の研究状況の調査にもとずいて、聴覚・視覚障害に対する音響・画像情報の伝達手段の研究を組織化する可能性について検討を進めた。 このために、聴覚障害に対する音響情報の伝達手段の役割分担の研究分担者と、視覚障害に対する画像情報の伝達手段の役割分担の研究分担者が、まず、それぞれに研究打合せのための会合を開き、さらに、合同の研究打合せのための会合を開いて、この分野の研究状況の調査のための文献情報の分析を重ねながら、関連の種々の学会・研究会における今後の長期的な活動方針について検討した。 また、平成2年7月にスウェーデンのストックホルム市で開催された触覚補助具・補聴器・人工内耳に関する国際会議2nd International Cinference on Tactild aids,Hearing Aids,and Cichlear Implants,Stickholm,Sweden,June 8-11,1992や、平成2年9月に中国の北京市で開催された国際音響学会議14th Internatinal Congress on Acoustics,Beijing,China,September 3-10,1992での聴覚障害に対する感覚補助に関する特別部会Invited Stuructured Session H3:Sensory Aids for Hearin-Impairedで、本総合研究の研究代表者・分担者が関連する分野の国外の多数の研究者と交流して、国際的な研究の状況を批握する機会があった。今後も、本総合研究の研究課題に関連した分野での研究の国際的な協同の可能性についても、注目しておきたい。
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