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1991 年度 実績報告書

平衡機能の発達と加齢変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03304040
研究機関浜松医科大学

研究代表者

野末 道彦  浜松医科大学, 医学部, 教授 (00010257)

研究分担者 上村 卓也  九州大学, 医学部, 教授 (00075201)
植村 研一  浜松医科大学, 医学部, 教授 (60009561)
高橋 昭  名古屋大学, 医学部, 教授 (30022784)
松永 亨  大阪大学, 医学部, 教授 (10101271)
水越 鉄理  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (20018360)
キーワード平衡機能 / 発達 / 加齢変化 / 直立・歩行 / 眼球運動
研究概要

本年度は平成3年12月13日(大阪)、平成4年1月31日(東京)と研究会を2回行った。
発表された主なテ-マは、小児の平衡機能の発達、高齢者の日常生活における身のこなし能力の調査、高齢者の脳血流動態、高齢者の直立・歩行時の平衡機能の分析、高齢者の眼球運動、高齢者のめまい、高齢めまい患者の医療背景などである。小児の平衡機能の発達については、書字による検討・発達障害児と正常児との比較等が行われたが、引続き研究続行中である。高齢者の身のこなし能力の調査はアンケ-トにより行われ、起立のままズボンや靴下をはくなどの動作が70才以上になるにつれ障害されることがわかった。しかし個人差もかなりあることが判明した。高齢者の脳血流動態は総頸動脈と椎骨動脈について検討され、平衡機能に関連するのは主として椎骨動脈の血流動態であること、加齢変化が総頸動脈と明らかに異なることがわかった。高齢者の直立・歩行に関しては、加齢により直立姿勢の不安定さが増大すること、高齢者の歩行では歩行に伴う振動が直接頭部に伝わり、頭部の動揺が健常者より大きくなる傾向が認められた。高齢者分眼球運動は視運動性眼振により検討され、高齢者はとくに早く動く物体を追従する能力が低下することが示された。しかしこの能力もかなり個人差があり、高齢者でも追従能力が良好な人もいることがわかった。また高齢者のめまいの原因についても調査され、高齢者では脳血管障害によるめまいが多いが、内耳の加齢による変化や心身的な要素も合併して、めまい性状を複雑にしていることが考えられた。高齢めまい患者の医療背景について検討した結果では、高齢者では高血圧、白内障、心臓疾患等の合併症が多いこと、従って降圧剤、精神安定剤、循環改善剤、脳代謝賦活剤、消化剤等かなり多種多量の薬剤が投与されているため、臨床症状が複雑になっていることが判明した。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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