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1992 年度 実績報告書

平衡機能の発達と加齢変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03304040
研究機関浜松医科大学

研究代表者

野末 道彦  浜松医科大学, 医学部, 教授 (00010257)

研究分担者 小松崎 篤  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (50010195)
植村 研一  浜松医科大学, 医学部, 教授 (60009561)
高橋 昭  名古屋大学, 医学部, 教授 (30022784)
松永 亨  大阪大学, 医学部, 教授 (10101271)
水越 鉄理  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (20018360)
キーワード平衡機能 / 発達 / 加齢変化 / 眼球運動 / 重心動揺
研究概要

研究課題にもとづき、多くの研究発表がなされた。とくに若年者と高齢者の眼球運動ならびに身体の平衡機能の比較の関する研究が多くみられた。(1)眼球運動と年齢との関係については、前庭動眼反射は高齢者でも低下しないが、高次中枢からコントロールが低下することが指摘された。このことは具体的には視運動刺激のような早い動きに対する眼振の出現は良好であるが、ゆっくりした円滑な動きである視標追跡の能力は低下すること、また温度刺激に対する眼振の出現は、高齢者でも若年者同様良好であるが、めまい感が少ないというようなことから説明できると述ベられた。さらに高齢者では高次中枢からコントロールが低下するため、人混みの中で歩行中、急に人をよけるなどの動きが下手であることがわかった。(2)重心同様については、高齢者では個人差が大きいが、女性より男性の方が不安定が強いことがわかった。また運動経験による直立保持能力については、運動をしている群では、片足立ちも開閉眼両脚起立デも姿勢の保持は良好であるが、運動をしていない群では両者とも不良であることがわかった。また運動群はストレスによく対応できていることもわかった。歩行の分析では、高齢者においては左右の動きは良くないのに対し、前後の動きは良好なこと、高齢者の安定歩行には視覚の影響が強いことがわかった。また高齢者では姿勢が変形していることが多いが、それを矯正することが安定歩行によい結果をあたえるかどうかについては、個人差が大きいこともわかった。(3)血液の脳循環動態と高齢者のめまい発症と平衡機能についても研究された。その結果椎骨脳底動脈の動脈硬化度や循環動態が強く関与している、ことがわかった。動脈硬化の進行により椎骨動脈の内腔が狭くなること、血圧と血流速度、血清脂質などが高齢者のめまい発症や平衡機能と関係が深いことがわかった。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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