研究課題/領域番号 |
03304045
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
大場 義樹 金沢大学, 薬学部, 教授 (10012634)
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研究分担者 |
市川 厚 京都大学, 薬学部, 教授 (10025695)
石橋 貞彦 広島大学, 医学部, 教授 (90012616)
岡本 宏 東北大学, 医学部, 教授 (60025632)
野村 靖幸 北海道大学, 薬学部, 教授 (00034041)
名取 俊二 東京大学, 薬学部, 教授 (50012662)
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キーワード | Gタンパク質 / Cキナーゼ / 細胞膜因子 / 脂質輸送 / ホルモン受容体 |
研究概要 |
当社の研究計画に従って3つの小グループを結成し、各グループ内での研究協力を検討する。 グループ(1)は膜機能に関するもので赤松、高野、井上、市川、野村が属する。赤松が単離した3種の膜脂質成分欠損株について、ペルオキシソームタンパク質の輸送(高野)コレステロール輸送機構(井上)を解析した。さらにGタンパク質、プロテインキナーゼの活性変動を調べた(市川)。グルタミン酸受容体応答系の再構成体中でのCキナーゼによる調節機構を解析した。(野村) グループ(2)は細胞内液胞膜中のポリアミン輸送系の存在を発見し(五十嵐)、また細胞膜因子と細胞質因子の協調による活性酸素の発生(石橋)を研究した。 グループ(3)は細胞核内機能因子に対する外来刺激の影響を調べるもので大場、野田、市山、名取、岡本が属する。外来刺激としては甲状腺ホルモン(大場)グルココルチコイドおよびグルカゴン(野田・市山)の標的遺伝子に対してこれらのホルモンの調節機構を解析し、名取は成虫原基発生に対するチオールプロテアーゼの関与を解明。岡本はペプチドホルモンのC末端アミド化に対する外来刺激の影響を調べた。これらの結果をふまえて全体会議を通じて細胞質膜の動態が核内の遺伝子発現にどの様なインパクトを与えるのかを総合的に検討した。
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