研究課題/領域番号 |
03304046
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
開原 成允 東京大学, 医学部(病), 教授 (30010234)
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研究分担者 |
大橋 靖雄 東京大学, 医学部, 教授 (00134461)
伊賀 立二 東京大学, 医学部(病), 教授 (60012663)
里村 洋一 千葉大学, 医学部, 教授 (10009582)
大槻 昌夫 東北大学, 医学部, 助教授 (40108486)
入江 五朗 北海道大学, 医学部, 教授 (30001788)
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キーワード | 医療情報 / 標準化 / デ-タベ-ス / UMIN(大学医療情報ネットワ-ク) / 電子会議 / 病名コ-ド / 医薬品情報 |
研究概要 |
研究の全体会議を7月と1月に開催したほか、大学医療情報ネットワ-ク(UMIN)の薬剤、看護、事務の各小委員会と協力して研究の遂行に当たった。また、UMINの電子メ-ル、電子会議(BBS)機能を利用して意見交換を行った。研究の重点を本年度は病院管理グル-プでは医療機器コ-ドの標準化に向けての調査と病院電算機利用に関する調査、医薬品情報グル-プでは中毒情報および医薬品副作用情報を行った。また、当初計画に加えて護看量および手順の標準化に関する研究を追加した。医療機器コ-ドの標準化については新(岡山大学)を中心に現状の調査を企画し、約1000社の医療機器・材料メ-カ-に調査表を送り現在回収と集計中である。電算機利用については井上(大阪大学)が中心となり各大学病院での電算機利用規定を収集比較しデ-タベ-ス化した。また、開原(東京大学)は病名コ-ドを標準化の検討とオ-ダリング利用の調査を行っている。また、UMIN護看小委員会の協力を得て、看護情報の標準化にも取り組んでいる。具体的には護看手順と看護量の評価、文献情報のデ-タベ-ス化の検討である。医薬品情報は医賀(東京大学)を中心にUMIN薬剤小委員会の協力を得て中毒情報のデ-タベ-ス化と医薬品情報(副作用、添付文書)などの内容の検討を行っている。以上のように本年度はそれぞれの研究グル-プが分担して各種の医療情報を検討しているがいずれの分野でもデ-タの標準化のための努力がさらに必要であることが確認されている。次年度からは問題点の総合的な討論をも行う予定である。これらの議論はUMINの電子会議を活用して行い、また成果のデ-タベ-スも極力UMINを介して公開し評価をする予定である。
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