研究概要 |
平成4年度は以下の4つの実態調査を行った。 (1)鹿児島県隼人町における年間365日の食事サービスにかんする研究 食事サービスの高齢者の健康について (食事サービスを受けている高齢者と一般の高齢者の健康状態を比較するための実態調査と結果分析) (2)秦野市におけるホームヘルプと食事サービス、訪問看護の連携について ホームヘルプと食事サービス,訪問看護の組合せによる在宅サービスの事例研究 (3)横浜市および長野市におけるホームヘルプの業務からみた食事サービスの訪問看護の有効性の研究 前年度実施したホームヘルパー業務の実態調査から、食事サービスと訪問看護の連携の可否について検討 (4)一般の高齢者の生活と福祉(とくに食事サービス)についての意識調査 ー横浜市老人クラブをつうじて 上のうち、(1)〜(3)については報告書の作成途中にあるため、来年度(平成5年度)に提出する。(4)についての報告は添付した通りである。 (4)の「高令者の食事サービスに対する意識調査」で、食事サービスの経験者が2割である一方、食事サービスの希望者が約半数であった。この結果から、食事サービスのニーズは大きく、ニーズに対応する対策が現在以上に必要であることが確認できた。
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