研究課題/領域番号 |
03305013
|
研究機関 | 神奈川県立栄養短期大学 |
研究代表者 |
榊原 高尋 神奈川県立栄養短期大学, 教授 (60132172)
|
研究分担者 |
稲葉 佳代子 神奈川県立栄養短期大学, 助手
和気 三男 神奈川県立栄養短期大学, 助手
石毛 〓子 高松学園飯田女子短期大学, 教授
東條 仁美 神奈川県立栄養短期大学, 教授 (60197845)
栗木 黛子 神奈川県立栄養短期大学, 教授 (20175318)
|
キーワード | 食事サービス / 健康 / 保健 / ホームヘルプサービス / 訪問看護 / 在宅介護 / 高齢者 |
研究概要 |
平成5年度は3年計画である本研究の最終年度であり、当初の計画では研究の総括作業のみに充てる予定であったが、前年度までの研究計画の遅れとともに、研究の過程で生じた新規の実態調査も実施したため、本年度の研究は量的にもかなりのものになってしまった。 本年度は2つの実態調査を実施した。1つは『食事サービスの配食容器についての調査』である。全社協調査(平成3年12月)による名簿で全国88カ所の週4回以上配食サービスを実施している団体を対象に調査した。2つ目の調査は『訪問看護から見た在宅療養者の食生活について』である。鎌倉市と横浜市港北区の訪問看護を受けている在宅療養者100名の食生活実態について訪問看護婦を通じて調査した。上の2つの調査については現在集計分析途中である。 平成4年度実施の『ホームヘルパー活動に関するアンケート調査』(横浜市、長野市、飯田市で実施)についても、なお取りまとめ作業中である。この研究から明らかになったことの1つは、ホームヘルプ業務の中で、食事(食事介護や食事作り、買物などを含む)にかかる時間の比重がかなり高いという点である。これはホームヘルプのサービスと食事サービスの連携を推進する一つの証明材料とみることもできる。 鹿児島県隼人町の年間365日の食事サービスの喫食者の健康調査では、食事サービスの健康への効果を検証することが目的であるが、取りまとめ作業の段階にある。 以上のように本研究は未だ研究作業の途上にあるが、今後ともできるだけ早急に完了にこぎつけるつもりである。
|