研究課題/領域番号 |
03306015
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
渡邊 寛治 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (60096675)
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研究分担者 |
水野 満 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (80063478)
伊藤 克敏 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (60201323)
羽鳥 博愛 聖徳大学, 人文学部, 教授 (10014672)
鈴木 博 東京大学, 教養学部, 教授 (20009012)
井上 星児 国立教育研究部, 企画調整部, 企画調整官 (70223253)
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キーワード | オーラル・コミュニケーション / コミュニケーション能力 / コミュニケーション能力養成 / リスニング / スピーキング / 表現力 / 授業分析 / 言語活動 |
研究概要 |
平成5年度-先ず、(1)リスニング・テストを実施した生徒および英語科の教師に対してコミュニケーション能力育成に関するアンケート調査を行った(5月〜6月)。次に、(2)平成3年度および4年度に実施した調査に分析と考察を行った。そして、これらの研究結果を踏まえて、日本人英語学習者のオーラル・コミュニケーション能力習得における阻害要因を明らかにするとともに、この能力を養成するための教育内容と方法(主に、教材・教授・評価のあり方)に関する具体的な改善策の提案を試みた。 ところで、小・中・高校の一貫教育を重視する観点から、小学校における英語を含めた音声言語教育に関する実態調査も実施した。その研究結果の一部を紹介すると、概ね次の通りである。 (1)公立小学校における国際理解教育および英語教育の実施状況について-何らかの形で「実施している」学校が733校、「計画検討中」の学校が約260校、あることが明らかになった(全国の教育委員会および教育事務所等からの回答結果による。)。また、私立小学校では現存する168校(1992年現在)のうち、外国語実施校は126校となっていて、調査協力校全体の85.7%をしめている。 (2)長期間英語教育に取り組んできている私立小学校における英語のリスニング・テストの結果について-「リズムとイントネーションの習得」「言葉に対する感覚」などの伸長が著しい。 (3)英語教育開始時期について-小学校3-4年頃以下の支持(90.2%)が最も多い。(全国の小学校で英語を教えている教師からの回答結果)。
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