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1993 年度 実績報告書

電〓相互作用による核内・核子相関の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03402003
研究機関東北大学

研究代表者

菅原 真澄  東北大学, 理学部, 教授 (30004287)

研究分担者 中川 武美  東北大学, 理学部, 助手 (70004348)
寺沢 辰生  東北大学, 理学部, 助教授 (40004436)
玉江 忠明  東北大学, 理学部, 助教授 (10124174)
斎藤 悌二郎  東北大学, 理学部, 助教授 (70004322)
藤平 力  東北大学, 理学部, 教授 (80004282)
キーワード電〓相互作用 / 核子相関 / 電子散乱 / 光核反応 / 同時計数実験
研究概要

平成5年度は、前年度に完成した新ビーム輸送系を用いて連続電子線を第2実験室から第1実験室に導き、標識付光子による原子核実験を行った。特に、第2実験室に於て^<12>C(e,e')実験を行い、標的通過後の電子ビームを第1実験室に導いて(γ,p)実験に再使用したところ、これまでと全く同質のデータが得られる事が判り、両実験室に於ける実験の同時実施が可能であることが示された。
核内核子相関を調べる目的で今年度実施された実験課題は、第1実験室に於て^<12>C、^<16>O(γ,p)反応の測定、第2実験室に於ては^6Li(e,e'p)、^<16>O(e,e'n)、^<40>Ca(e,e'n)である。これ等の実験で得られた放出核子の角分布から、核の励起エネルギーが50MeV附近でも共鳴を通じた核子放出が起こっている様子が示され、長距離核子相関の影響が高い励起エネルギーの状態にまで及んでいる事がうかがえる。実験値と理論値はくい違いを見せており、実験を証明する理論の精密化が今後の課題である。
今年度末には、光核反応に対する核内核子相関の寄与に関して現在世界的に最も活躍している理論家の一人であるJ.Ryckebusch博士(ゲント大学・ベルギー)を東北大学に招聘し、最新の理論に関するセミナーを開催すると共に我々の実験結果に対するレビューを受けた。本研究で得られたデータは、正確さ及び反応の豊富さに於て世界的に貴重なものであり、Ryckebusch博士の理論の厳密な試験と成り得るため、核内核子相関に関する理解が今後前進するものと思われる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 伊藤祥子: "電子線によるパラサイト実験" Proceedings of the 18th Linear Accelerator Meeting in Japan,Tsukuba,21-23 July 1993. 383-385 (1993)

  • [文献書誌] 堀田智明: "移行エネルギー27〜37MeVにおける^6Li(e,e'x)反応の研究" 核理研研究報告. 26-1. 1-11 (1993)

  • [文献書誌] 及川正道: "^<12>C(e,e'n)^<11>C反応のアウトオブプレーン測定による巨大共鳴の研究" 核理研研究報告. 26-1. 12-23 (1993)

  • [文献書誌] 前田和茂: "Study of Isovector Quadrupole Resonance in ^<13>C(γ,n)Reaction" 核理研研究報告. 26-1. 24-29 (1993)

  • [文献書誌] 田所孝広: "エネルギー移行40MeVにおける^<12>C(e,e'po)反応の研究" 核理研研究報告. 26-2. 173-177 (1993)

  • [文献書誌] 松山日出人: "Study of the ^<31>P(γ,p)Reaction at Eγ=55-88MeV" 核理研研究報告. 26-2. 184-190 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2019-03-13  

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