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1991 年度 実績報告書

長寿社会に対応する生涯学習計画の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03451030
研究機関流通経済大学

研究代表者

青井 和夫  流通経済大学, 社会学部, 教授 (70011260)

研究分担者 都築 一治  流通経済大学, 社会学部, 助教授 (20180028)
浜村 彰  流通経済大学, 社会学部, 助教授 (10208598)
高村 久夫  流通経済大学, 社会学部, 教授 (40206884)
山口 眞  流通経済大学, 社会学部, 教授 (50166625)
松本 達郎  流通経済大学, 社会学部, 教授 (50094991)
キーワード長寿社会 / 生涯学習 / 学習指導要領 / まちづくり / 世代間交流 / 社会参加
研究概要

学校教育分野の研究では、小・中・高校の学習指導要領について、長寿社会を取り上げている教科ならびにその取り上げ方を分析した。その結果、小学校では長寿社会に関する内容は直接取り上げておらず、中学校では公民、高等学校では保健・家庭一般・食物・看護において長寿社会に関する内容を扱っていることが明らかになった。また、社会福祉協議会の協力校等の事例研究、児童生徒の高齢者に関する意識調査(小・中・高校合計1,300名対象)、老人大学校受構者(125名)を対象とした児童生徒の長寿社会に関する教育についての意向調査を行った。
社会教育分野の研究では、1990年度に生涯学習モデル市町村事業を行った313市町村について事業計画書を分析し、その全国的な分析結果を当該市町村に送付し、各市町村が作成した報告書・資料を収集した。現在、報告書・資料の中の長寿社会に関する部分を分析しているところであるが、高齢者を対象とした事業だけでなく、世代間交流を図るなど生涯学習の推進体制の中で新しい事業が開発されようとしていることが読み取れる。
企業内教育分野の研究では、社会参加・家族交流・生涯学習への志向を退職前から養成しておく必要があるという観点から、各種事業者団体・労働組合・個別企業を21か所訪問し、その進行状況とそれを妨げている要因について調査し、さらにいくつかの文献・事例報告を収集した。今後は、調査研究を続行するとともに、我が国産業社会の大きな特質である企業規模別格差構造と照応させて整理・研究する。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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