研究課題/領域番号 |
03451066
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研究機関 | 麗沢大学 |
研究代表者 |
北村 甫 麗澤大学, 外国語学部, 教授 (80014455)
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研究分担者 |
岩居 弘樹 麗澤大学, 外国語学部, 講師 (20213267)
戸田 昌幸 麗澤大学, 外国語学部, 助教授 (20207583)
坂本 比奈子 麗澤大学, 外国語学部, 助教授 (20205777)
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キーワード | 外国語教育 / CAI / マルチメディア / マルチリンガル |
研究概要 |
外国語教育のCAIには、従来のドリル中心の課題学習型CAIと、創造性を育成する問題発見型CAIが考えられる。近年、コンピュ-タ-を中心とする各種メディアが総合されたマルチメディア情報機器が出現し、これを利用したCAIの開発研究が盛んになったが、その多くはドリル型CAIである。しかしマルチメディアを利用するなら問題発見型の新しいタイプのCAI開発が容易になるはずである。外国語教育のCAI開発には、各種外国語と日本語、あるいは複数の言語が同時に使用可能なマルチリンガル環境が必要とされる。マルチメディア、マルチリンガル環境の実現には、現在のところ、アップル社のマッキントッシュが最適であると見られているので、そのハ-ド面、ソフト面にわたって、CAIへの利用の可能性を調査した。パソコン本体はマッキントッシュIIfx、IIci、周辺機器は、光学読み取り装置、CDーROMドライヴ、光磁気ディスクドライヴなどを購入し、ソウト面では各種システムソフト、ハイパ-カ-ド、ワ-プロソフト、表計算ソフト、デ-タベ-スソフト、プレゼンテ-ション用ソフトなどを購入し、試用した。とくにプレゼンテ-ション用の「MacroMind Director」はビデオがコントロ-ルできるので、これを使ったビデオ教材編集システムの構築と、「Quick Time」による「Visual」教材作成の可能性が明らかになった。また「MacRecorder」を使用して音声分析、音声の視覚的比較が簡単にできることもわかった。マッキントッシュは比較的柔軟にマルチリンガル環境に適応できるコンピュ-タ-として知られていたが、アップルは今まで正式にサポ-トしていなかった。今年1月に麗澤大学で、もとアップルのシステムエンジニアの「STEVEN HARTWELL」氏を招いて、氏の開発した「Multiscript System」(未公開)に関する詳細を聞くことができた。その結果、アップルの提唱するガイドラインに沿ったアプリケ-ションであれば全て問題なく使用できることが明らかになった。
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