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1992 年度 実績報告書

在宅福祉と高齢者の住宅・住環境に関する政策研究ー地方中核都市を対象にしながらー

研究課題

研究課題/領域番号 03451071
研究機関静岡大学

研究代表者

坂本 重雄  静岡大学, 人文学部, 教授 (10021825)

研究分担者 川口 美貴  静岡大学, 人文学部, 助教授 (30224752)
小川 裕子  静岡大学, 教育学部, 助教授 (20136154)
三橋 良士明  静岡大学, 人文学部, 教授 (60091146)
山脇 貞司  静岡大学, 人文学部, 教授 (10036006)
外山 知徳  静岡大学, 教育学部, 教授 (40013213)
キーワード地域福祉 / 地域医療 / 高齢化社会論 / 住宅税制 / 民間有料老人ホーム / 住環境 / 介護・看護休業制度 / 在宅福祉
研究概要

1.我々の研究課題は、地域福祉・医療に不可欠な要素としての高齢者住宅の問題を、単なる箱の問題としてだけ考えるのではなく、家族・福祉・医療のサービス(在宅および施設を含めて)、そこにおける従事者の労働条件等のソフトの面からも総合的にアプローチすることである。
2.当該年度の研究経過は以下の通りである。
(1)4月の東海地方区総合科学シンポ「21世紀の医療と福祉を考える」に司会・報告者をたて、積極的に参加。
(2)5月、静岡市南部学区保健福祉活動の聞き取り調査をかねての研究会。
(3)6月、ドイツの高齢者問題ーノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州調査ーをテーマに研究会。
(4)7月、静岡県の医療・保健の聞き取り調査をかねての研究会。
(5)9月、再度、高齢化社会論と日本の高齢化対策をめぐり研究会。
(6)10月、カナダの地域福祉の現状報告をうけ、研究会。
(7)11月、ドイツの住宅税制をテーマに研究会。
(8)12月、民間有料老人ホームにおける入居者の加齢の進行と生活の変化をテーマに研究会。
(9)1月、介護・看護リスクと休業制度をテーマに研究会。
3.以上の研究会を通して、高齢者の住環境を取りまく地域における医療・保健・福祉の問題を1つは、静岡地域において実証的に調査をすすめ、他方、比較制度的に諸外国の地域福祉や住宅税制などを整理した。また、民間有料老人ホームの住環境の点検調査や在宅福祉を支える介護・看護休業制度のあり方についてもまとめた。それらの成果は、1992年度研究成果報告書に示すところであるのでご覧いただきたい。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 坂本 重雄: "所得保障の現状と課題" 社会保障法7号. 7号. 151-164 (1992)

  • [文献書誌] 金田 利子: "核家族化・少子化と子どもの社会化・保育" 発達. 50号. 53-60 (1992)

  • [文献書誌] 小川 裕子: "民間有料老人ホームにおける入居者の加齢の進行と生活の変化 その1健康状態と通院" 1992年度 日本建築学会関東支部研究報告集. 6-13 (1992)

  • [文献書誌] 三橋 良士明: "まちづくりと条例ー掛川市生涯学習まちづくり土地条例を中心としてー" 日本地方自治学会「条例と地方自治」(敬文堂). 1-21 (1992)

  • [文献書誌] 三富 紀敬: "アメリカ保育労働者の賃金・労働条件(資料)" 静岡大学法経研究. 41巻1号. 167-183 (1992)

  • [文献書誌] 川口 美貴: "「過半数代表」制の性格・機能" 労働法学会誌. 79号. 48-92 (1992)

  • [文献書誌] 坂本 重雄(岡村親宜と共編著): "労災職業病(2)労働判例体系9巻" 労働旬報社, 340 (1992)

  • [文献書誌] 坂本 重雄・山脇 貞司 共編著: "高齢者生活保障の法と政策ー地域社会の視点からー" 多賀出版, 410 (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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