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1991 年度 実績報告書

発明工夫を促進する発明クラブ、教師、家庭の効果的働きかけに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03451100
研究機関東京工業大学

研究代表者

坂元 昂  東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (00016338)

研究分担者 松田 稔樹  東京工業大学, 工学部, 助教授 (60173845)
前迫 孝憲  東京工業大学, 工学部, 助教授 (00114893)
市川 伸一  東京工業大学, 総合理工学研究科, 助教授 (70134335)
牟田 博光  東京工業大学, 工学部, 教授 (70090925)
繁桝 算男  東京工業大学, 工学部, 教授 (90091701)
キーワード創造性教育 / 発明工夫能力 / クラブ指導 / 学校教育 / 家庭環境 / 技能 / 意欲 / 創造性評価
研究概要

毎年、全国の少年少女発明工夫展が開かれ、恩賜特別賞、内閣総理大臣賞、文部大臣賞、科学技術庁長官賞などが与えられている。本研究においては、その基礎に立って、全国発明クラブ指導者の働きかけ、学校教師の指導、家庭環境の働きかけを調べ、効果的な働きかけの処方を得、発明クラブ40カ所で実験的指導を行い、その効果を実際の入賞数、発明工夫の質の変化、子供の発明工夫の点で評価する。
研究初年度である今年度は、発明クラブ25カ所より発明工夫を促進する効果的働きかけについて資料を収集し、分類し、発明クラブ指導員の考える発明工夫を促進する働きかけを調査する項目を作成した。これにより、課題・目的関係、指導者、子どもの行動、道具・材料、人間関係、規律に関する102項目の指導のコツが得られた。これらの項目に関して、全国100カ所の発明クラブに所属する指導員に有効さを評価してもらい、得られた資料を多変量解析によって処理し、調査項目として完成した。同様な調査を学校教師、父母にも行ない、同じ手続きによって処理している。このとき理想的な指導法と現在の指導活動両方の情報を集め、発明工夫展入賞者の指導員と比較群の違いを調べている。
次年度以降はこの成果にもとづいて、発明クラブ指導者、学校教師、父母に対する発明工夫を促進する処方を作成し、全国60カ所の発明クラブに所属する児童について、他者評価と自己評価の事前調査を行った後、それぞれの処方を与え、発明工夫を促進する働きかけを行い、比較統制群との間で子供の発明工夫能力、意欲、発明工夫展入賞者数の伸びを比較する評価実験を行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 駒沢 久明,坂元 昂: "子どもの発明工夫を促進するクラブ指導者の効果的働きかけ" 科学教育研究.

  • [文献書誌] 駒崎 久明,坂元 昂: "子どもの発明工夫を促進するクラブ指導者、学校教師、家庭の効果的働きかけ〜学校教育、家庭環境" 東京工業大学人文論叢.

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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