研究課題/領域番号 |
03451100
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
市川 伸一 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (70134335)
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研究分担者 |
松田 稔樹 東京工業大学, 工学部, 助教授 (60173845)
繁桝 算男 東京工業大学, 工学部, 教授 (90091701)
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キーワード | 創造性教育 / 発明工夫能力 / クラブ指導 / 学校教育 / 家庭環境 / 意欲 / 技能 / 創造性評価 |
研究概要 |
本研究においては、全国学生児童発明工夫展の実績を基礎に、1)子どもへの発明クラブ指導者の働きかけ、学校教師の指導、家庭環境の働きかけを調べ、発明工夫を促進するのに効果的な働きかけの処方を得、2)発明クラブで実験的指導を行ない、その効果を実際の入賞数、発明工夫の質、子どもの発明工夫能力の点で評価する。 前年度までに、発明クラブ指導者と父母に対する調査を行ない、得られた資料を多変量解析によって処理し、発明工夫展入賞数などによる比較から、効果的な働きかけを調査項目として完成した。 今年度は、学校教師に対して同様な調査を行ない、クラブ指導者、学校教師、父母に向けた子どもの発明工夫を促進する処方をまとめた。これらは工作体験、材料選び、問題発見、理科メディアの刺激、製作援助教育への不干渉といった働きかけである。そして21ヶ所の発明クラブに所属する児童について、発明工夫能力、意欲の他者評価、自己評価の事前調査を行なった後、クラブに所属する子どもの数や指導の実践度を考慮した上で、発明クラブを5つのグループに分け、4グループについて、それぞれA)発明クラブ指導者、B)クラブ指導者と学校教師、C)クラブ指導者と父母、D)3者へ処方を与え、発明クラブで実験的指導を行なっている。 次年度は、各グループのクラブに所属する児童について、前回と同様に事後調査を行ない、グループ間で子どもの発明工夫能力、意欲の伸びやクラブの発明工夫展入賞者数などを比較し、発明クラブ、教師、家庭の働きかけの効果を評価し、報告書にまとめる。
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