研究課題/領域番号 |
03451105
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
金谷 憲 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70134757)
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研究分担者 |
片山 七三雄 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (60214334)
投野 由紀夫 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (10211393)
野田 哲雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (30135834)
伊藤 嘉一 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90015834)
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キーワード | 指導的介入 / 英作文 / 作文評価 / formal instruction / classroom SLA / accuracy measure / fluency measure / writing |
研究概要 |
本年度は前年度行なった予備調査の結果をふまえて本調査を行なった。対象は協力校(中高一貫教育の公立校)校の中2、中3それぞれ3クラスと高2、4クラスの計10クラスである。調査は10月2回、11月2回、平成5年1月に2回の計6回、英作文課題を与え、作文をさせその内容をすべて、コンピューターに入力した上で異なったフィードバックを与えて返却するというものである。 フィードバックの種類は前回(昭和63年〜平成元年度、一般B、課題番号63450035)と同様。添削、下線による誤りの指摘、ハンユウの3種類である。 現在、第6回目の英文を入力、処理中である。この処理が終了ししだい、正確さ、英文の量などの観点による分析を行なう予定になっている。現在のところまでは、確実なことは言えないが、前回と同じように、フィードバックによる差は見られないか、見られたとしても、あまり大きくないのではないかという観察がなされている。 前回の異なる点は、対象となっている生徒の学力が非常に高いこと、前回は高校3年生のみであったが、今回は中学生を含む3学年であることである。学力差、学年差によって、フィードバックの影響は異なるかという点に焦点をあてながら分析を進めて行くことになろう。
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