研究課題/領域番号 |
03451105
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
金谷 憲 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70134757)
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研究分担者 |
片山 七三雄 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (60214334)
投野 由紀夫 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (10211393)
野田 哲雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (30135834)
伊藤 嘉一 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90015834)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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キーワード | TEFL / ライテイング / フィードバック / 第2言語習得 / 誤りの訂正 / エクスポ-ジャー / 教室におけるリサーチ |
研究概要 |
英作文指導における教師のフィードバックの効果に関して(1)添削,(2)下線,(3)スタンプの3種類のフィードバックが中学2、3年、高校2年の被験者に自由英作文を書いてもらいどのような影響を及ぼすかを調査した。以下のような研究結果が明らかになった: (1)前回の研究では添削の効果は認められなかったが、今回の調査では文法的誤りの割合において添削組が下線、スタンプ組よりも優っていた。また誤りのないT-nuitの長さにおいては下線、添削、スタンプの順で良かった。 (2)ただし(1)の結果が主に高校2年生に対して有意な差で認められ、このことは学習経験が増える(ここでは学年が進行すること)と単なるスタンプよりも下線や添削と言ったより詳細なフィードバックが好まれる可能性を示唆している。 (3)今回の被験者は国立大学付属の中高一貫の受験校でかなり学力が高かったので、そのような被験者の英語力や環境的な要因が結果に関与している可能性があり今後の比較研究が望まれる。
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