研究課題/領域番号 |
03452135
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
谷 順二 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (30006192)
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研究分担者 |
飯村 いく郎 東北大学, 流体科学研究所, 助手 (70006188)
須藤 誠一 東北大学, 流体科学研究所, 助手 (90006198)
長南 征二 東北大学, 工学部, 教授 (20005424)
林 叡 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (10021982)
麻生 和夫 秋田大学, 鉱山学部, 教授 (30006639)
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キーワード | マンガン団塊 / 揚鉱管 / 振動制御 / テンドン機構 / 支点の鉛直変動 |
研究概要 |
深海底からマンガン団塊を採鉱するための揚鉱管の振動を能動的に抑制するための理論的ならびに実験的研究を行った。 片持の鉛直吸込み管は低い流速でフラッタ振動を起こすことを理論的に明らかにした。しかし、実験で観測されるフラッタ流速は相当高い。この理論値と実験値の大きな差違の原因を解明するため、新しい理論の構築を始めた。 テンドンを用いて片持の鉛直吸込み管のフラッタ制御の実験を行う装置を作製し、予備実験を行った。 片持鉛直管の振動を抑制するために、支点の鉛直変動を用いることができるかどうかを検証するため、単振子と二自由度振子の支点を鉛直変動させることにより振動を制御する研究を行った。その結果、双一次線形制御理論を改良して用いることにより可能なことが実験的ならびに理論的に明らかになった。次いで細い弾性はりからできている振子の支点を鉛直変動させることにより、その振動を制御する研究を始めた。 研究成果の一部を既に口頭発表すると共に3編の論文として日本機械学会論文集に投稿し、掲載予定となっている。
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