研究課題/領域番号 |
03452268
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐野 典達 北海道大学, 水産学部, 教授 (10001596)
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研究分担者 |
小林 源司 北海道大学, 水産学部, 助教授 (00001628)
石井 清彦 北海道大学, 水産学部, 講師 (10001629)
秋葉 芳雄 北海道大学, 水産学部, 助教授 (70001584)
向井 徹 北海道大学, 水産学部, 助手 (60209971)
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キーワード | 人工衛星情報 / 計量魚群探知機 / 資源現存量評価 |
研究概要 |
1.本年度の人工衛星(NOAA)情報の収集と解析について (1)平成4年4月から平成5年3月まで、北海道大学水産学部研究棟屋上に設置したカラー海象ディスプレイ(JCV-16)で延102日間、NOAA11号及び12号のAPT赤外カラー画像をVTRテープに記録と同時にハードコピーした (2)VTRテープからPC98シリーズのコンピューターを用い5インチフロッピィディスクにデータをセーブし、全道から収集したsea truthデータを使用して衛星画像情報を較正した。 (3)衛星画像で、雲・雪などの影響で欠測した部分を、PC98コンピューターで補完し、さらにNOAA LYSEソフトを用い2℃間隔の等温線をXYプロッタ(miplot MP4400)で描き、海況解析中である。 2.曵航式超音波送受波器による計量魚探情報の収集と解析について (1)北海道大学研究調査船うしお丸(128屯)に設備してあるKFC-200計量魚探に高周波(96.2kHz)用の送受波器を装備した曵航体を接続し、3ノットで曵航しながら、平成4年12月7日及び平成5年3月4日の両日、噴火湾湾外部木直魚礁沖で資源評価に実用できる計量魚探情報を収得した。 (2)3月4日、曵航体に浮子を取付けて海表面を漂流させ、キャップタイヤケーブル80mを繰出し、海表面から高周波の計量魚探データを記録すると同時に、うしお丸船底装備の低周波(28.5kHz)による計量魚探データを取得し、現在解析中である。 (3)人工衛星情報と計量魚探情報(航走中及び漂流中)を総合的に解析し、浮魚類の資源現存量評価のための方法論を確立する予定である。
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