研究課題/領域番号 |
03454568
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研究機関 | 国立科学博物館 |
研究代表者 |
矢野 亮 国立科学博物館, 附属自然教育園, 主任研究官 (80110112)
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研究分担者 |
菅原 十一 国立科学博物館附属自然教育園, 研究官 (70110111)
久居 宣夫 国立科学博物館附属自然教育園, 研究官 (30000087)
萩原 信介 国立科学博物館附属自然教育園, 研究官 (30000144)
千羽 晋示 国立科学博物館附属自然教育園, 主任研究官 (90000140)
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キーワード | 小学校 / 野外観察 / プログラム |
研究概要 |
平成4年度の研究計画は、野外観察の具体的プログラムを作成することであった。初年度収集した学習指導に関する資料及びフィールド調査の結果から、それぞれ専門の立場で具体的プログラムを作成した。なお、プログラム作成にあたっては、それぞれの季節や学年に適合するよう配慮した。 1.学習ノート 指導者が直接解説する際、指導計画をたてるための資料である。また、解説用の紙芝居も作成した。 2.葉っぱでクイズ 実物の措葉標本を使用し、「春の花をさがそう」、「どんぐりをさがそう」、「落ち葉をさがそう」など6種類のシートを作成した。 3.草木あそび 「笹舟づくり」、「カラスウリのちょうちん」などの作り方を説明したシート9種類を作成した。 4.種のもけい 「マツ」、「ツクバネ」など種のもけいの作り方を説明したシート4種類を作成した。 5.検索図 「土の中の動物」「昆虫」など種類の見分けにくいグループの検索図を2種類作成した。 6.自然地図 四季おりおりに見られる生きものの図版数百枚(マグネット付)と、たて120cmよこ90cmの大きな地図を作成した。 7.自然新聞 上記の地図の裏面に、自然新聞作成用の版を作成するとともに取材カードも作成した。 8.自然観察オリエンテーリング オリエンテーリング解説用紙と解答用紙を、春・夏・秋・冬用の4種類作成した。 来年度は、今回作成したプログラムを実際に小学生の児童を対象に実践し、その評価を検討する。
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