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1992 年度 実績報告書

国家と地域統合に関する総合的比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 03455005
研究機関筑波大学

研究代表者

クラインシュミット ハラルド  筑波大学, 歴史人類学系, 助教授 (60225240)

研究分担者 竹沢 泰子  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 講師 (70227015)
山田 直志  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10210460)
波多野 澄雄  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (00208521)
岩崎 美紀子  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (30183015)
秋野 豊  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (70142677)
キーワード地域統合 / フェデラリズム / 欧州共同体 / 国民国家 / エスニシティ / ナショナリズム / アイデンティティ / 地域協力
研究概要

本研究グループは、地域統合の問題を理論的側面と現実的側面の二つのレベルにおいて共同研究を進めてきた。
従来の地域統合理論では、ヨーロッパ以外の地域における統合の動きを分析しえず、アフリカやアジア・太平洋地域における統合の動きや、さらに1989年以降のヨーロッパにおける統合をめぐる激しい変化に対応できなくなり、新たな地域統合理論が必要であった。
平成4年度は、研究最終年度であることから、平成3年度に行った従来の理論研究の再検討、およびそれを踏まえて構築した基本的フレームワークをもとに、各研究者が個別研究を行い、共同研究の総括をした。
個別研究は下記の内容についてそれぞれ論文にまとめた。 ハラルド・クラインシュミット 東アフリカにおける国家建設と地域統合 岩崎美紀子 アンチ・ダンピング領域における統合の形態 早坂(高橋)和 チェコスロバキアの連邦制 竹沢泰子 アメリカ合衆国における民族集団の統合化 波多野澄雄 近現代日本における地域統合論とアジア・太平洋 秋野豊 東欧における地域協力 ーカルパチア協力をめぐってー 大島美穂 北欧会議とEC統合 山田直志 EC統合と日本企業の海外進出
これら個別研究の成果は、平成3年度に行った理論研究の成果とともに、同文館から『地域統合論のフロンティア』として出版される。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] ハラルド クラインシュミット: "条約共同体としての地域統合" 外交時報. 1294号. 61-75 (1993)

  • [文献書誌] Tadashi Yamada: "Interdependency of personal Savings and labor fome participation of the elderly,and social" Applied Economics,Security Wealth:a time series analysis. 24. 379-388 (1992)

  • [文献書誌] 秋野 豊: "東欧の教訓を生かせなかったロシア" 外交フォーラム. 54. 53-59 (1993)

  • [文献書誌] 高橋(早坂)和: "ヨーロッパ統合と“東欧"における地域協力の試み ーチェコ・スロヴァキアの視点からー" 外交時報. 1292号. 68-84 (1992)

  • [文献書誌] 岩崎 美紀子: "米加自由貿易協定にみる脱政治的貿易摩擦処理 ー19卓パネルの意義と実績ー 上・下" ESP. (上)240,(下)241. 72-77,88-91 (1992)

  • [文献書誌] 竹沢泰子: "日系アメリカ人のエスニシティ再生とアメリカ化" アメリカ研究. 27. (1993)

  • [文献書誌] ハラルド・クラインシュミット編・著: "地域統合論のフロンティア" 同文館, 300 (1993)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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