研究分担者 |
米山 俊直 京都大学, 総合人間学部, 教授 (70026813)
小清水 弘一 京都大学, 農学部, 教授 (90026518)
川那部 浩哉 京都大学, 理学部, 教授 (60025286)
太田 至 京都大学, アフリカ地域研究センター, 助教授 (60191938)
掛谷 誠 京都大学, アフリカ地域研究センター, 教授 (30020142)
|
研究概要 |
アフリカ地域における動植物利用に関する資料を整理し、データベースへの入力作業を継続した。作業はまず、学生アルバイトを雇用してパソコン上でおこない、その後、バッチ処理によって京都大学大型計算機センター内に構築中のデータベースに資料を追加していった。このデータベースは出力処理などの検討に時間を要しているが、全国公開を目標に作製中である。 今年度はさらに、これまでに出版されてきたアフリカの植物相に関する文献を整理した。そして、(1)FLORE DU RWANDA, VOL.1-4. MUSEE ROYAL DE L'AFRIQUE CENTRALE, TERVUREN, BELGIQUE.(2)FLORE DU CONGO BELGE ET RUANDA-URUNDI, VOL. 1-10. INSTITUT NATIONAL POUR L'ETUDE AGRONOMIQUE DU CONGO BELGE.(3)FLORA OF WEST TROPICAL AFRICA, VOL.1-3. ROYAL BOTANIC GARDENS, KEW, LONDON.の合計19巻の書物から約2万種の植物の科名、属名、種名、オーサー名に関しての情報を抽出し、それをデータベース化する作業を行なった。この作業には学生アルバイトを雇用した。この「植物ラテン名データベース」の作製によって、ラテン名に関するチェックや修正がきわめて容易になり、植物利用に関するデータベースのなかのラテン名の項目の情報を統一的な規格のもとにあつかえるようになった。 また、 USEFUL PLANTS OF WEST TROPICAL AFRICA から約1500件の植物利用に関する情報をとりだしてデータベース化した。 植物、昆虫、魚などの標本資料の整理作業も学生アルバイトを雇用して継続した。薬用、食用、嗜好品、染料などにもちいられている植物標本の化学的な分析も継続した。
|