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1991 年度 実績報告書

3次元超音波画像解析およびレ-ザ-光による血管病変の診断・治療統合システムの開発ー末梢血管を中心としてー

研究課題

研究課題/領域番号 03507002
研究機関東北大学

研究代表者

森 昌造  東北大学, 医学部, 教授 (70004877)

研究分担者 佐藤 俊一  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (30162431)
稲場 文男  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (90006213)
諸星 保憲  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (60239712)
大熊 恒郎  東北大学, 医学部附属病院, 講師 (50160453)
田口 喜雄  東北大学, 医学部, 助教授 (70004885)
キーワード立体画像解析 / 光力学的治療 / 血管内視鏡 / 動脈硬化
研究概要

A.診断用装置
1.内部診断用装置:兎によるドキシサイクリン投与にて治療判定時間が投与後4-6時間が最大に蛍光を発することが判明した。ドキシサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質として臨床応用されており現在臨床症例にてドキシサイクリンの動脈硬化に対する集積の解析を行っており、石灰化周辺には集積像があまりなく肥満細胞内によく集積されていることが判明した。2.外部診断用装置:下肢切断症例に対しあらかじめドキシサイクリン投与後切断し動脈硬化標本を摘出しこれを用いて実験を行なった。標本をゼラチンで固定し標本内に内視鏡を挿入し観察を行い、3次元構築の行えるエコ-を用いて内視鏡を手動で正面視観察が可能となった。また内部診断用装置では石炭化が判定不能なためエコ-にてこれを補助し観察を行った。しかし3次元の処理能力がまだ遅くリアルタイムでの観察能力を考慮中である。
B.治療用装置
1.高出力用レ-ザ-照射装置:動脈硬化・石灰化における診断によりマルチファイバ-での病変部位のみの蒸散が可能となった。
最後に:膨大な研究内容なため現在の研究内容は上記の如くである。昨年の動物実験による内容より今年は臨床に促した内容となった。今後これらの統一された総合システムの開発が必要であり、また情報量が多いため処理能力が遅くなりこれらの処理能力の向上が必要である。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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