研究課題/領域番号 |
03552002
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小林 昭三 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (40063333)
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研究分担者 |
縣 公一郎 早稲田大学, 政治経済学部, 専任講師 (00159328)
谷藤 悦史 早稲田大学, 政治経済学部, 助教授 (30163637)
石田 光義 早稲田大学, 政治経済学部, 助教授 (70203007)
片岡 寛光 早稲田大学, 政治経済学部長, 教授 (30063605)
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キーワード | 社会科学デ-タベイス / 社会科学機械翻訳辞書 / OCR(光学読みとり装置) / フリ-タ-ム検索 / 世界各国憲法 / 世論調査デ-タベイス / 世界行政機構デ-タベイス |
研究概要 |
研究初年度としての91年度は、主として、社会科学デ-タベイス及び社会科学機械翻訳辞書のハ-ドウェアシステムの構築に専心した。本システムでは、欧文専用の光学読みとり装置ScanWorxから入力された英文テクストデ-タを、デ-タ通信システムETHERNETを通じて、デ-タ処理中枢としてのミニサ-ヴァ-AS4050FGXに転送し、サ-ヴァ-上の機械翻訳ソフトウェアAS-TRANSACを用いた日本語翻訳を経て、日本語デ-タとしてテクストデ-タを蓄積していく。また、ScanWorxによって入力されるデ-タには、財政統計等の数値デ-タも含まれる。この過程を通じて、(1)社会科学系の日本語デ-タベイス用のテクストデ-タの構築、(2)社会科学系の数値デ-タの構築、及び(3)社会科学系機械翻訳辞書の構築が為される。機械翻訳による日本語デ-タベイスの構築の前提条件として、既存の機械翻訳辞書に学習させ、社会科学用語の適切な翻訳を期さねばならないため、当初の入力デ-タには、Plano/Riggs/Robin,The Dictionary of Political Analysis,2.edを選び、上記の過程を通じて機械翻訳する。推敲を重ねる事で機械翻訳辞書の充実を図ると共に、翻訳成果を公刊する予定で、現在著者・出版社と交渉中である。こうして機械翻訳辞書を充実させた後、世界各国憲法や行政機構デ-タ等の大量英文デ-タの入力と翻訳に着手し、社会科学デ-タベイスの構築に取りかかる。こうして徐々に拡張されていくデ-タベイスの検索を目的として、来年度以降にフリ-タ-ム検索ソフトウェアFreeBaseを導入する予定である。このソフトの導入を以って、本システムのハ-ドウェア及びソフトウェアの組み合わせは一応の完成を見る事となる。
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