研究課題/領域番号 |
03557029
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
糸川 嘉則 京都大学, 医学部, 教授 (80025593)
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研究分担者 |
知念 良教 京都大学, 保健診療所, 助手 (70155307)
佐藤 亨 京都大学, 工学部, 講師 (60162450)
木村 磐根 京都大学, 工学部, 教授 (00025884)
横井 克彦 京都大学, 医学部, 助手 (10200883)
木村 美恵子 京都大学, 医学部, 助教授 (60025658)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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キーワード | コンピュータネットワーク / UNIX-OS / 電子メイル / データベース / 健康管理 / ローカルエリアネットワーク / 予防医学 / 健康保検 |
研究概要 |
高齢化社会の進行に伴い、生涯を通じての健康管理がより重要となってきている。個人の健康管理の記録を有効に利用するための医療機関などを結ぶネットワークシステムの構築が必須であることが言われて久しいが未だそのシステムが整っていないのが現状である。他方、情報関連分野では、世界的規模のコンピュータネットワークシステムの構築が進められている。この様なシステムを利用して、包括的に健康を管理するネットワークシステムの開発を計画、技術的には本研究により完成できた。本システムはSun-OS4.1.1上のCシェルスクリプトおよびプログラミング言語Perlを用いて作成し、データ転送の手段には電子メイルを用いるものとした。 その概略は以下の如くである。(1)新規登録は出生時に当該の地域行政機関などの健康管理機関上にて稼働する履歴管理システム(HMS)に対して行い、送付された個人諸元データはHMS上にて保持するものとする。(2)受診記録と健康管理データの記録は、各健康診断を行った健康管理機関のコンピュータ上にて稼働する健康管理機関用システム(FDS)にて行い、受診結果はこのシステム上に保存される。FDSは受診記録をHMSに送付し、受診履歴管理ファイルに追加される。(3)健康管理記録の参照は、データ参照システム(DRS)にて行う。DRSは参照したいIDナンバーをHMSに問い合わせ、健康診断受診履歴リストを作成端末上に提示する。履歴リスト上にて選択された参照希望データを保存しているFDSに要求し、表示する。本システムは遠隔地サイトに分散したデータベースのデータ交換を全て電子メイルにて行なうため、ゲートウェイ等におけるパケット透過性を保証し、汎用性と信頼性の高いことが検証実験によって示唆された。
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