研究概要 |
平成3年度は、以下のような実績をえた。 1.ハイドロキシアパタイト皮膚端子付き膀胱瘻 1)腹部皮下植え込み形ハイドロキシアパタイト皮膚端子の構造を設計し、フランジとシャフト部分をハイドロキシアパタイト焼結体で,体内外カテ-テルと接続する部分およびシャフト中心部分をチタンで試作できた。 2)膀胱内に安全に留置できるカテ-テルの形状を設計し,ほぼシリコ-ンでらせん状の形状を試作できた。 2.ハイドロキシアパタイト皮膚端子付き小腸瘻 1)腹部皮下植え込み形小腸瘻用ハイドロキシアパタイト皮膚端子の構造のついては膀胱瘻用皮膚端子と同様とし,試作した。 2)小腸内に安全に留置できるカテ-テルの形状については,カテ-テル先端部を盲端とせず,解放した。 3.ハイドロキシアパタイト皮膚端子付き腹腔留置用カテ-テル 1)腹部皮下植え込み形腹腔留置用ハイドロキシアパタイト皮膚端子の構造のついては膀胱瘻用皮膚端子と同様とし,試作した。 2)腹腔内に安全に留置できるカテ-テルの形状については,内装するマイクロポ-ラスカテ-テルが折損した場合にカテ-テル先端部から腹腔内に脱落しないように,外筒カテ-テルを盲端シリコ-ンカテ-テルとし,それを塩ビチュ-ブに接着し接続し,PVAカテ-テル先端内部と塩ビチュ-ブ内部をワイヤで接着した。内筒カテ-テルはポリビニ-ルアルコ-ル(PVA)・マイクロポ-ラス・カテ-テルとした。
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