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1992 年度 実績報告書

機械技術者用のCAD/CAM一貫教育システムの開発と試行

研究課題

研究課題/領域番号 03558033
研究機関宮城工業高等専門学校

研究代表者

木村 茂  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (20177918)

研究分担者 石川 信幸  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助手 (60222965)
佐々木 実  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (20183379)
丹野 顯  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (90113860)
大久 忠義  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (40099768)
松谷 保  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (60042256)
赤沢 真  宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (60005379)
キーワードCAD / CAM / CAD / CAM教育 / CAD / CAM一貫教育
研究概要

1.現有NCフライス盤のCNC化
NC加工データの転送方式は従来の紙テープ方式の他、コンピュータからの直接・間接運転を可能にし、NCデータの入力の多様性を工作実習において実施している。
2.教育用CAMシステムの開発
既設パソコンCADシステムにより作成したCAD図面データの構造を解析した結果、CAD図面データからCAM用図面の生成が可能となった。この図面データを利用したNCデータの自動生成のためのCAMシステムの中核を完成するに至った。本システムの主機能を以下に示す
a)加工技術データファイルの作成および選定
NC加工における加工条件の自動生成のため、加工材料の材質、使用工具の種類・大きさ、加工程度の情報に対応した加工技術データベースの作成を行い、自動的に選定する機能を付加した。
b)切削方向の指示および工具経路シミュレーション
加工開始点および切削方向、加工深さ等を指示するとこで、CAD図面から変換されたCAM図面上に切削工具の加工経路のシミュレーションが行える機能を作成した。
c)NC加工データ生成および作業指示書出力
現在までNCフライズ盤用の加工プラグラムの自動生成・NC側への転送、および主軸回転数・工具種類・工作物材質など加工前段階の作業指示書、NCプラグラムリストの出力を可能にした。
3.CAD室/数値制御工作室間のLANを使ったデータ転送
既存NCフライス盤・CNC旋盤およびマシンニングセンタのための数値制御工作室を新設し、本室とCAD室間のLAN付設による一貫教育環境が整い、カリキュラム内容の充実を同時に進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木村 茂,赤沢 真,大久 忠義 丹野 顯,松谷 保,佐々木 実 石川 信幸: "宮城高専におけるCAD/CAM一貫教育の現状" 第12回高専情報処理教育研究委員会研究発表会講演論文集. 21-24 (1992)

  • [文献書誌] 木村 茂,赤沢 真 大久 忠義: "宮城高専におけるCAD/CAM一貫教育の現状" 日本設計工学会東北支部平成4年度研究発表講演会講演論文集. 40-42 (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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