研究分担者 |
松谷 保 宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (60042256)
大久 忠義 宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (40099768)
赤沢 真 宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (60005379)
丹野 顯 宮城工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (90113860)
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研究概要 |
我国の製造工業においてはCIM(コンピューターによる生産プロセスの統合)の導入が盛んであり,その中核をなすCAD/CAM(コンピューター援用設計・製造)に対応できる技術者の層を厚くすることが強く産業界より望まれている.企業内で生産技術を担当する技術者を多数送り出している高専の機械工学科において,設計から機械加工までの全プロセスにおけるソフトウェア,ハードウェアの機能について総合的な知識と理解を得させるための教育システムを開発し,実際の授業に適用させることが本研究の目的である. 具体的には I)二次元CADシステムによる設計製図 II)3種類の数値制御加工機械(NCフライス盤,CNC旋盤,マシニングセンタ)による機械加工 III)パソコンLANによるCADデータ,NCデータの転送の三項目を有機的に関連つけてCAD/CAM連携プロセスを習得させるものであり,本研究ではII)数値制御機械加工の段階において1)NCフライス盤用のCADデータから自動的にNCデータを生成するプログラム作成 2)CNC旋盤用CAMプログラムのマニュアル作成 3)マシニングセンター用CAMプログラムのマニュアル作成 を実施し,NCフライス盤,CNC旋盤については平成4年度,マシニングセンターについては平成5年度より実習教育を実施している.
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