• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1991 年度 実績報告書

朝鮮近世族譜のコンピュ-タ分析

研究課題

研究課題/領域番号 03610153
研究機関広島大学

研究代表者

嶋 陸奥彦  広島大学, 総合科学部, 教授 (30115406)

研究分担者 杉田 繁治  国立民族学博物館, 教授 (40026042)
キーワード韓国 / 親族 / 氏族制度 / 族譜 / デ-タ・ベ-ス / 社会史
研究概要

氏族の系譜の記録である族譜を資料とし、その記録の分析を通して族譜編纂の状況を復元しつつ、氏族制度の整備過程を検討する。そのための基礎作業として、族譜のデ-タ・ベ-ス化およびその分析プログラム開発が本研究の主たる目標である。
本年度は、榮州徐氏族譜の1701年版および1824年版の該当部分全部、並びに1980年版の未入力部分の系譜のデ-タ入力を行なった。新規入力件数は約13、000件である。ただし、新規入力デ-タについての校正作業は未完成である。さらに、平成2年度までに作成済みのデ-タの一部(約6、000件)について、族譜の記事から墓地の所在地(現在の行政地域)を同定してデ-タ・ベ-スに情報を追加した。
同時に、歴史学の側での朝鮮時代後半の親族研究の展開状況を検討した。以上の作業は、主として広島大学で行なった。
この作業と並行して、干支で記録された生年・没年を西暦に換算し、あるいは生年・没年の記事のないデ-タについてそれを推定するプログラムの改良を行なった。この作業は国立民族学博物館で行なった。
プログラムの実行とその結果の分析は今後の作業として残っている。

URL: 

公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi