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1992 年度 実績報告書

中世フランス語の時間表現に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610247
研究機関広島大学

研究代表者

原野 昇  広島大学, 文学部, 教授 (80069161)

キーワードフランス語学 / フランス文学 / フランス中世 / 文献学
研究概要

平成3年度のつづきとして、調査対象の文学作品の範囲を広げ、それらのなかに見られる、時間に関する語彙;および表現を、できるだけ網羅的にリスト・アップし、それらをカード化した。とくに下記の作品は集中的に調査した。
Jean FRAPRIER(ed.),La Mort le roi Artu,(Dro〓,"Textes Litteraires Francais"58),1964
Peter F.DEMBOWSKI(ed.),Ami et Amile (Champior"Classiques Francais du Moyen Age"97),1969
Albert PAUPHILET(ed,),La Questedel Saint Graal,(Champion,"Classiques Francais du Moyen Age"33),1923
上記により集められたカードを、以下の3つのグループに分類した。
(1)時点を表わすもの (2)期間(ある一定の長さの時間)を表わすもの (3)その他 さらにそれらを、以下の3つのグループに下位分類した。
(a)一年、一月、一週、に関するもの (b)一日な関するもの (c)その他 こうして収集・分類された用例をもとに、中世フランス人の時間のとらえ方と、その表現に関する分析・研究の基礎資料とした。その一部は「中世フランス語の時間表現に関する総合的研究」研究報告書の4.参考資料の項に掲載した。また、さらに詳細に整理した結果を、『広島大学文学部紀要』53巻(1993年発行予定)にも発表する予定でいる。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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