研究分担者 |
斉藤 博 金沢大学, 教養部, 助教授 (80135293)
勘甚 裕一 金沢大学, 教養部, 助教授 (50091674)
喜多 通武 金沢大学, 教養部, 助教授 (50053707)
渡辺 力 金沢大学, 教養部, 教授 (50019478)
土谷 正明 金沢大学, 教養部, 教授 (50016101)
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研究概要 |
リ-マン多様体のラプラシァンの固有値,漸近展開を調らべると,特殊関数の性質を精密に調らべることが必要なことがある。この観点から,喜多・勘甚の研究は特筆に価する。また,土谷は,一般化された意味での極座標分解をもつLevy測度に対応する確率微分方程式のjump項の係数がLipschitz条件をみたすためのほぼ最良の条件を得た。北原は,(リ-マン多様体の)極座標でラプラシァンを表現したときの動径部分を考察し,更に,リ-マン葉層多様体の場合に結果を拡張した。多様体上の最高次係数が退化した場合の2階偏微分作用素の研究を始めたが,そのために,現在まで分っている事実をまとめ,問題提起をした。現在は土谷・河上と共同研究を始めたばかりである。斉藤もア-ベルの定理の一般化を試み,代数曲面の零点の有限性の研究を行った。
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