研究課題/領域番号 |
03650231
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電力工学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
有井 清益 愛媛大学, 工学部, 教授 (20036403)
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研究分担者 |
藤井 雅治 愛媛大学, 工学部, 助手 (00127911)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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キーワード | カー効果 / 2,3次元電界ベクトル / 不平等電界分布 / ニトロベンゼン / CT法 / He-Neレーザ光源 |
研究概要 |
(1)電界分布の計測法についてカー効果を応用した電界強度の測定がすでに、大きく進展しているので、その方法を十分に活用した。とくに、CT法を応用して、電界の方向は一定であるが、大きさが場所によって異なっている面における強度分布を測定することに成功した。このような面は球一球電極配置における垂直二等分面や、球一平板電極配置における平板電極面上である。これらの面における電界分布を測定し、計算結果との誤差が10%程度であることが確認された。 (2)電界ベクトルの計測について光の進行方向と電界とが垂直である面内にある2次元電界の大きさと方向を決定すること試みた。同軸円筒電極配置の円筒に垂直な断面において、パルス電界のもとで測定が可能であることを確かめた。3次元に拡張するためには、電界と光の進行方向が直角でない場合における、電界強度と屈折率との関係が必要であり、理論的に両者の関係を導くと共に、実験的にこれを確認した。これに付随して、電界強度と位相差の近似式を見いだした。3次元電界ベクトル測定法を開発した。即ち、レーザ光を互にい直角な2方向から測定ベクトル空間に照射し、レーザに直交する面への射影ベクトルと水平軸との角度βを測定する。二つのβから3次元ベクトルの角度の2要素を決定する方法を開発した。平行平板電極を水平軸から傾け、また、水平面内での基準軸からの回転角度を測定し、それぞれ設定値と10度以下の誤差で測定することが可能であることを示した。 3次元の一般電界分布の測定方法の開発が今後の課題である。
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