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1991 年度 実績報告書

触覚伝達機能を有する仮想空間操作システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650297
研究機関新潟大学

研究代表者

石井 郁夫  新潟大学, 工学部, 教授 (80018481)

研究分担者 牧野 秀夫  新潟大学, 工学部, 助教授 (80115071)
キーワード人工現実感 / 仮想環境 / 仮想物体操作 / 三次元CAD / 触覚生成 / 接触判定 / ポインティングデバイス(座標脂示装置) / 三次元座標計測
研究概要

1.仮想空間生成装置の研究
(1) 視点移動追従型立体表示装置の開発
精細な自由形状物体を自然な運動視差を伴った立体映像として表現するため、特に運動視差表現と物体操作に適する描画アルゴリズムを持った高速描画ハ-ドウェアを開発した。
(2) 高速両眼位置計測システムの開発
PSDによる両眼位置計測システムを開発し、高速高精度の計測を実現した。
2.仮想空間操作装置の研究
(1) 半仮想三次元スタイラスの開発
仮想物体に対して変形などの操作を直接的かつ高精度に行うために、先端部が仮想空間に、握り部が実空間にある構造の三次元スタイラスを開発した。スタイラス先端座標の視覚的誤差を無くして精密な操作を実現すると共に、先端部を様々な形状に定義し直す事により多様な操作が可能になった。
(2) 実時間接触判定機構の開発
スタイラスと物体、スタイラスで移動させている物体と他の物体の接触判定を行うために接触判定バッファ機構を開発し、複雑な情景に対するリアルタイム接触判定を実現した。
3.接触インタフェ-スの開発
三次元スタイラスの保持機構と接触判定機構を利用した接触インタフェ-スを開発した。仮想物体表面をスタイラスで撫でて触覚で形状を認識できるようになった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 石井 郁夫: "視点移動追従型3次元スタイラスによる仮想物体の操作" 平成3年電気・情報関連学会連合大会論文集. S16ー5. 3-69-3-72 (1991)

  • [文献書誌] 新田 敦: "人工現実感システムにおける仮想物体の操作について" 平成3年度電子情報通信学会信越支部大会講演論文集. 107. (1991)

  • [文献書誌] 柄沢 達明: "力学的フィ-ドバックを有する高精度仮想物体操作法について" 平成3年度電子情報通信学会信越支部大会講演論文集. 108. (1991)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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