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1992 年度 実績報告書

農夫肺症における遺伝的要因および発症予防に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03670388
研究機関北海道大学

研究代表者

本間 行彦  北海道大学, 医学部, 教授 (30001902)

研究分担者 棟方 充  北海道大学, 医学部, 講師 (00209991)
キーワード農夫肺症 / HLA抗原 / 疫学調査 / 沈降抗体 / Micropolyspora faeni
研究概要

農夫肺症の発症予防対策を目的に,遺伝的体質要因としてHLA抗原を,実際的予防対策として防じんマスク着用の有効性を検討した。また特異的血清IgA抗体の診断的有用性についても検討を加えた。その結果、次の結論を得た。
1)農夫肺症発症,原因抗原に対する抗体産生と特に関連すると思われるHLA抗原は,今回の検討では認められなかった。
2)最近開発された軽量・小型・低呼吸抵抗の防じんマスクは十分実用性があり、また本症発症の予防に有効である とが確認された。
3)真菌に対する特異的血清IgA抗体の測定は感度に優れ,特に無症状患者と無症状農夫との鑑別に有用であった。
以上の結果は、本症の今後の対策に極めて有用であると思われた。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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