研究概要 |
並行処理ソフトウェアの評価フェ-ズを効果的に進めるために,並行処理ソフトウェアの機能と性能それぞれに重大な影響を与えるデッドロック,ボトルネック,タイムアップ,オ-バ-フロ-,アンダフロ-について,それらが起きる箇所と要因を改善するエキスパ-トシステムを検討し一部試作した。以下の項目の研究を進めた。 1.プロトタイプの評価フェ-ズで行うべき診断項目と改善プランの提示項目の検討:プロトタイプをどのように修正・改善するかの改善プランの提示機能が,評価フェ-ズのツ-ルの機能として診断機能と共に必要であり,この項目を詳細に検討。 2.プロトタイプの機能・性能の診断と改善のエキスパ-トシステムの検討: デッドロックやボトルネックを定性的・定量的に改善する手法を増強し,その他の機能上の問題点や,利用持ちのトランザクションがデッドラインを過ぎてしまうタイムアップ,並行処理モジュ-ル間で共有するデ-タストアのオ-バフロ-やアンダフロ-改善するエキスパ-トシステムを検討。 3.プロトタイプの再構築に改善プランを反映させる処理系の検討:改善プランをプロトタイプの構築に用いた記述言語で分かりやすく書き直す処理系を検討。
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