研究概要 |
並行処理ソフトウェアの評価フェーズを効果的に進めるために,並行処理ソフトウェアの機能と性能それぞれに重大な影響を与える様々な要因とそれらが起きる箇所を改善するエキスパートシステムを検討し一部試作した.以下の項目の研究を進めた. プロトタイプの評価フェーズで行うべき診断項目と改善プランの提示項目の検討. プロトタイプの機能と性能の診断と改善のエキスパートシステムの検討. プロトタイプの再構築に改善プランを反映させる処理系の検討. 並行処理ソフトウェアのプロトタイピングサイクルを検討. エキスパートシステムにナビゲーション機能を付加して,マンマシンインタフェースを整備. デッドロックとボトルネックが交互に繰り返されることを可能な限り回避する方策を検討. オーバフローとアンダフローが交互に繰り返されることを可能な限り回避する方策を検討. より大規模な並行処理ソフトウェアのプロトタイピングに適用. 稼動時での並行システムの性能劣化を調整するリアルタイムチューニングに適用.
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