研究課題/領域番号 |
03680176
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
野口 知雄 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (30073688)
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研究分担者 |
櫻庭 春彦 九州歯科大学, 歯学部, 助手 (90205823)
林 寿恵子 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (30047807)
藤原 智子 九州歯科大学, 歯学部, 助教授 (20047806)
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キーワード | アラントイナ-ゼ / ペルオキシソ-ム / アラントイナ-ゼ・アラントイカ-ゼ複合体 / 尿酸分解酵素群 / カエル |
研究概要 |
カエル肝アラントイナ-ゼのDNAの遺伝子解析:カエル肝よりRNAを抽出し、mーRNAを調製してcDNAを作った。これをλgtllphageにパッケ-ジして、カエル肝cDNAライブラリ-を得た。予めbacterium columnにて精製したアラントイナ-ゼ抗体を用いてCLIKの方法に従ってスクリ-ニングを行い、クロ-ンを得た。EcoR1切断後小断片を生じた。このクロ-ンを大量に生産して精製したphugeDNAを以下の研究に用いた。(1)DNAとRNAの単離ーphageDNAをEcoR1切断後、電気泳動して得られる小断片をagarase gelより溶解抽出し、精製した。これを用いてmulti primed DNA Labeling法により ^<32>PcCTPでラベルしたProbeを作製し、サザンブロット及びノ-ザンブロットのhybridizationを行った。(2)トランスホ-メ-ション:得られた小断片をKsvectorとM13mp19vectorを用いて予めJM10.9bacteriaより調製していたcompetent cellにトランスホ-ムして、小断片を挿入したvectorを得た。これらはEcoR1切断後、小断片が得られた。この断片を挿入されたM13mP19vectorのCーテストを行い、DNA合成が逆方向に進行する2つの組み込み体を選んで、 ^<35>SdATPでラベルし、3時間電気泳動してシ-ケンシングを行って結果、小断片は310bpより構成されていることが解った。現在、31obpをProbeとして、より大きい断片を検索中である。 なお魚類肝のペルオキシソ-ムのアラントイカ-ゼ及び両生類肝のアラントイナ-ゼ・アラントイカ-ゼ複合体のDNAの遺伝子解析も始めたところである。
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