研究概要 |
学生にパーソナルアイデンティティを確立させるための方法としてのIGF法によるやる気の調査,VPI職業興味検査,YG性格検査,自分史調査などを実際に行ない,データを入手し,分析も行なった。 データの分析にはコンピュータを用い,学生たちのやる気のメカニズムとやる気の4状態(やる気,やらされ気,やらん気,やれん気)を把握した。自分史のデータはワープロで処理し,社会の出来事,自分自身の出来事の傾向も把握した。 日々,学生がパーソナルアイデンティティとしての自分らしさを把握するために,やる気を日記風に記録したり,体調や気分を自己認識したりするためや自分史を記録するためのコンピュータ支援システムが必要である。 今回自己管理用の,やる気・体調・気分・学習活動の記録用のコンピュータシステム「おはようMACさよならMAC」を開発し,実用化した。 いよいよ次年度は,おはようMACさよならMACとは別に,長期のやる気と自分史を記録させ,自己反省させるコンピュータシステムの開発に進む予定である。
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