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本研究の目的は人間の協働活動をコンピュ-タにより支援するために必要な理論的探求、実システムの実現、利用実験を行うことである。本年度中に達成された成果を以下に述べる。
1.協働支援システム(もんじゅと呼ぶ)のLAN上への移植作業
協働支援システム(もんじゅ)はグル-プウェアの基礎となるシステムであり、サ-バ/クライアント方式を採用している。このシステムをベ-スにユ-ザ-インタ-フェ-ス、AV、イメ-ジ、グル-ププラン、サ-チなどの各プロセスを作成する。本年度はとくにグル-プウェアのなかでブレ-ンスト-ミングできる環境を作り上げた。
2.リアルタイム・グル-プライティングの構築
リアルタイム・グル-プライティングはネットワ-ク上で共有ウィンドウを使って共同執筆を試みるプログラムであり、これをわれわれの手で開発した。このグル-プライティングの特徴は応答性能に優れ、WYSWISが満たされ、利用者はいつでも書込みが可能な点である。次年度ではこのシステムの本格的な利用実験を行い成果を公表したい。
3.グル-プウェアの理論的研究
内外のコラボレ-ションに関する理論的な展開について、実態調査、研究者との打つ合わせを度々重ねた。この資料・成果については第2年度目に発表する予定である。
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