研究課題/領域番号 |
03831010
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
辻尾 昇三 大阪府立大学, 工学部, 助教授 (40081252)
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研究分担者 |
小野 敏郎 大阪府立大学, 工学部, 教授 (20081250)
室津 義定 大阪府立大学, 工学部, 教授 (50081386)
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キーワード | CAD / 機械図面 / 検図 / 知識処理 / 自動検図システム / 過剰寸法 / 不足寸法 / 図面認識 |
研究概要 |
設計図に表現されている情報は、a)幾何学情報、b)機能情報、c)製造情報の3つに大別できる。本年度は、a)とb)に関する検図を計算機を用いて遂行するための方法の検討を行った。 1.設計図デ-タの変換 入手したAutoCADシステムのデ-タを、IGESフォ-マットに変換した後,以下の検図システムで扱いやすいデ-タ構造に変換するソフトを、入手したワ-クステ-ション上で開発した。 2.部品の幾何学情報に関する検図システムの構築 2段階に分けて検図を行うシステム構成とした。第一段階としては、機械部品に頻繁に使われている面取り、角丸み、長穴などの幾何特徴を抽定し、局所的な図形要素に関する知識を利用して、寸法チェックを行い、第二段階としては、大局的な寸法をグラフ構造モデルを使用てし、図形と記入寸法の整合性、過剰寸法、不足寸法などの項目に関して寸法チェックを行う方法を採用した。また、実際の設計図に対してシステムの評価を行い、概ね良好な結果を得たが、次年度に改善を試みる予定である。 3.部品の機能情報に関する検図方法の検討 一つの図面内で処理できる機能寸法(例えば、ねじ、ねじ穴、軸受にはまる軸などの寸法)を識別し、はめあい記号、寸法許容差等の適合性をチェックするための知識処理の構造を調べた。ソフト化は、次年度に試みることとした。
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