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2003 年度 実績報告書

インドのコミュニティ識字学習センターにおける文書・学習者・組織の微視的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03J11541
研究機関東京大学

研究代表者

丸山 麻子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特別研究員(DC1)

キーワード途上国開発 / 学校外教育 / 識字 / コミュニティ・ディベロップメント / 文書管理 / 問題解決 / コミュニケーション / マネジメント
研究概要

本年度前半(4月〜9月)は、識字研究、言語・道具使用(認知科学)や経営情報学に関する文献研究を進めることで、識字技能習得による心理的、認知的、社会的影響と組織内・間における文書管理についての理解を深めた。同時に、インドのマディヤ・プラデーシュ州識字教育センター(State Resource Centre for Adult Education, M.P.)と共同でコミュニティ・データベースの開発・導入を行うユネスコ・アジア文化センター(東京)にて、インドにおける識字学習プログラムや職業訓練・マイクロファイナンスなどの機能的識字プログラムを含む学校外教育の歴史的変遷と現状についての資料収集を行った。
後半(9月〜3月)は、インドのマディヤ・プラデーシュ州識字教育センターでのコミュニティ・データベース開発・導入に関わりながら、同センターの管轄下にあるコミュニティ識字学習センターにおける識字学習プログラムと職業訓練・マイクロファイナンスなどの機能的識字プログラムを含む学校外教育と文書管理の実情、同地域における識字実践の多直性や社会的・文化的背景についての調査を行った。また、研究指導委託を行ったインドール大学社会福祉学部にて、インドにおける人的資源開発、コミュニティ・ディベロップメント、マネジメントに関する資料収集も行った。
上の研究調査をもとに現在、コミュニティ識字学習センターを拠点として、コミュニティの問題解決とコミュニケーションスキルを向上させるコミュニテイ・ディベロップメントプロジェクトをマディヤ・プラデーシュ州識字教育センターと共同で立ち上げている所である。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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