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2003 年度 実績報告書

Webリソースを利用したドイツ語の言語運用的規則体系の構築と応用

研究課題

研究課題/領域番号 03J50271
研究機関東京外国語大学

研究代表者

阿部 一哉  東京外国語大学, 博士後期課程, 特別研究員DC2

キーワードドイツ語学 / 言語情報学 / 言語教育学 / ドイツ語動詞接頭辞 / e-learning / Web Based Training
研究概要

研究代表者の研究は,(1)言語研究へのWeb上のリソースの活用,(2)ドイツ語の言語運用的規則体系,とりわけ動詞接頭辞の意味機能,(3)言語研究の言語教育への応用の3点に重点がおかれている。今年度の研究成果について以下個別に述べる。
(1)言語研究へのWeb上のリソースの活用
Web上のリソースを収集し加工する方法についてサーベイを行った。この「加工」は,具体的には通常のドイツ語で書かれたWebページを,文字テキストが品詞および統語的なメタ情報についてマークアップされた状態にする,という作業をさす。テキストのマークアップまでは可能になったが,加工されたテキストは,必要ではない情報が多数混入してくるためまだ実用段階にはいたっていない。
(2)動詞接頭辞について
辞書データ分析と先行研究の調査を現在も継続中である。辞書データの基盤としてはDUDEN社の"Das groBe Worterbuch der deutschen Sprache"を利用している。辞書データは最終的にはXML形式に加工する。
(3)言語研究の言語教育への応用
東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学研究拠点」第一回国際会議において,招待講演I"TUFS Language Modules"の共同発表者として,Session4 "Development and Assessment of the TUFS Language Modules-Multilingual e-learning Application"の発表を行った。ここでは,XML技術を中心にすえた語学教育用Web教材について発表を行った。上で数度言及したとおり,WebリソースはXML形式に加工される。したがって,言及した語学教育用Web教材との親和性はきわめて高い。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kazuya Abe: "Development and Assessment of the TUFS Language Modules-Multilingual e-Learning Application"Proceedings of the First International Conference on Linguistic Informatics. 273-279 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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