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1992 年度 実績報告書

現代中国における政治的・社会的変動に関する日仏共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 04044059
研究機関東京外国語大学

研究代表者

中嶋 嶺雄  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (80014447)

研究分担者 JEANーPHILIPP ベジャ  フランス国立政治学財団, 国際関係研究調査センター・中国・極東部, 上級研究員
MARIEーCLAIRE ベルジェール  パリ第3大学, 中国現代史・中国経済, 教授
LUCIAN Bianc  社会科学高等研究院, 教授
CHENG Yingxi  フランス国立政治学財団, 国際関係研究調査センター・中国・極東部, 上級研究員
LEON Vanderm  フランス高等研究院第5部問, 教授
CLAUDE Cadar  フランス国立政治学財団, 国際関係研究調査センター・中国・極東部, 部長
井尻 秀憲  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (70193365)
国分 良成  慶応義塾大学, 法学部, 教授 (20146567)
宇佐美 滋  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30114797)
小島 朋之  慶応義塾大学, 総合政策学部, 教授 (00153536)
高木 誠一郎  埼玉大学大学院, 政策科学研究科, 教授 (90114214)
中兼 和津次  東京大学, 経済学部, 教授 (80114958)
徳田 教之  筑波大学, 社会科学系, 教授 (60133021)
キーワード改革・開放 / 民主化 / 香港 / 台湾 / とう少年
研究概要

今年度は、研究計画の初年度ということで、まず日本側研究代表者が8月に訪仏して詳細な研究打ち合わせを行った。9月には、フランス側より2名の研究者を招へいし、日本側研究分担者および傍聴者を含め約20名の参加を得て、大学セミナーハウスにて第一回日仏共同セミナーを開催した。本セミナーでは、フランス側代表者のクロード・カダール氏による「フランスからみた中国の内政と外政」の報告、インシアン・チェン氏による「中国民主化の将来」の報告、徳田教之氏による「1957-58年の時期の毛沢東-特に(人民内部矛盾論)の原形を中心として」の三氏の報告を受けて、中国の内政と外政および改革・開放政策全般につき討議を行った。また今後、研究実績を出版社を通じて公表・刊行するために編集者も傍聴した。12月には、日本側より4名の研究者を派遣し、フランス側4名の研究者との日仏共同セミナー(パリ)を開催した。日本側4名の報告テーマは「ブッシュ政権の中国政策」宇佐美滋氏、「一四全大会の分析」徳田教之氏、「台湾の政治的民主化」井尻秀憲氏、「とう少平時代の評価」国分良成氏、またフランス側の報告テーマは「香港の現状と将来」レオン・ヴァンデルメルシュ氏、「改革後の幹部と農民の関係」ルシアン・ビアンコ氏、「中国の持続する経済成長の文化的側面」インシアン・チェン氏。それぞれの報告をうけ、日仏双方の研究者による活発な討論が行われた。研究計画全体を概観すると、初年度としての計画はほぼ順調に達成され、十分な収穫を得ることができた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 井尻 秀憲: "「平和的民主化を達成した台湾政治」" 東亜. 308. 26-37 (1993)

  • [文献書誌] 宇佐美 滋: "「中国内外情勢のホットな断面を分析」" 世界週報. 1/12-19. 51-55 (1993)

  • [文献書誌] 井尻 秀憲: "「台湾と今後のアジア-柔らかい権威主義が日本、台湾、韓国に共通」" アジア時報. 8. 28-41 (1992)

  • [文献書誌] 徳田 教之: "毛沢東の秘められた講話" 岩波書店, 449 (1993)

  • [文献書誌] 小島 朋之: "中国共産党の選択" 中央公論社, (1992)

  • [文献書誌] 国分 良成: "中国政治と民主化-改革開放政策の実証分析" サイマル出版会, (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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