研究分担者 |
B Schtz ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
S Komarneni ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
W B.White ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
D M.Roy ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
R C.Devries ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
R Roy ペンシルバニア州立大学, 材料研究所, 教授
高木 喜樹 西東京科学大学, 理工学部, 助教授 (00114877)
木暮 嘉明 西東京科学大学, 理工学部, 助教授 (20016124)
栗林 清 西東京科学大学, 理工学部, 助教授 (70234573)
落合 鍾一 西東京科学大学, 理工学部, 助教授 (70169324)
浅賀 喜与志 西東京科学大学, 理工学部, 助教授 (40101000)
山田 恵彦 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (10231664)
大津賀 望 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (30016381)
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研究概要 |
西東京科学大学山田教授,木暮助教授,栗林助教授,浅賀助教授,高木助教授,宗宮(団長)らは,1992年4月,米国ペンシルバニア州立大学を訪問,ダイヤモンド合成関連の研究設備を見学,日米両国における関連研究の状況を討議報告した。すなわち日本側は,ダイヤモンドの原料としての炭素源(山田),日本における無機物質を触媒としたダイヤモンドの核成長および合成(宗宮)について,また米国側は,R.Roy,Devries,D.M.Roy,Badzian,Komaneniらの教授からそれぞれ米国におけるダイヤモンド研究の現状について報告があった。これらをふまえ,今後の研究方針および役割分担を討議決定した。この結果,西東京科学大学側は高温高圧装置(HIP)を用い炭素源としては,(1)固相炭化型,(2)液相炭化型,(3)気相炭化型等のそれぞれの原料を検討するとともに,触媒共存効果についても検討を行う。一方米国側は,マイクロ波,超音波あるいはアーク放電などを利用したハイドロサーマル反応を検討することとなった。 11月にはD.M.Roy教授,12月にはA.Badzian教授が来日し,本学において,日米双方におけるのハイドロサーマル・カーボンおよびダイヤモンド研究の進捗状況,および今後について討議した。また両教授は関連分野に関する講演も行った。 1993年3月にはR.Roy教授およびR.C.Devries教授が来日し,日米双方の研究結果について討議し,そして来年度以降の研究方針を確認し合った。また,両教授訪学に際し“ダイヤモンドの科学"と題した科学講演会を3月9日に本学にて開催した。講演内容は,(1)ダイヤモンド合成の歴史(宗宮),(2)HIP装置による実験(木暮),(3)炭素原料(山田),(4)鉱物合成(Roy),(5)ダイヤモンド合成(Devries)であり,活発な質疑応答があった。この講演会には40名もの出席者があり盛況のうちに終了した。
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