研究課題
「研究目的」鍼灸効果の科学的立証に関し本学と上海中医薬大学(平成5年12月に上海中医学院より校名変更)が研究組織を組み共同研究を行う。「研究成果」3ケ年の補助金助成内示に従い、2年度として平成5年度研究計画に従い、上海と大阪にて、それぞれ1度づつ研究班会議を実施した。上海での研究討議会(平成5年10月19日〜10月22日)、上海中医薬大学、参加メンバー(木村-研究代表者、藤川・戸田・趙・張・徐・鐘-研究分担者、上田・川本-研究協力者)、討議課題:(1)サーモグラフィーによる鍼灸効果の評価-藤川・川本、(2)鍼灸効果の神経生理学的検索・特に、筋電図に現れるユラギ現象について-上田、(3)生薬ヨモギの抗酸化作用-戸田、(4)中薬「還精煎」の生化学的特性-趙、(5)「還精煎」経口投与ラットの内分泌・生殖器臓器に関する微細構造-徐 以上5課題に関し、それぞれ討議し、木村が総括を行った。大阪での研究討議会(平成6年3月20日〜3月24日)、関西鍼灸短期大学、参加メンバー(趙・張・劉・木村・藤川・戸田・川本)、討議課題:(1)調心方の抗老化効果-趙、(2)ノイロ-ゼ治療に効果的な鍼-張、(3)皮膚温の日変動と鍼灸効果-藤川、(4)フリーラジカルと漢方薬-戸田、(4)筋不動化時にみる脊髄神経細胞でのc-fos核内癌遺伝子の発現、以上4課題について、本学専任教員を交え公開討論形式で討議、今後の共同研究方針について検討した。
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