研究課題/領域番号 |
04211103
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田崎 篤郎 東京大学, 社会情報研究所, 教授 (60008183)
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研究分担者 |
田中 淳 文教大学, 情報学部, 講師 (70227122)
船津 衛 東北大学, 文学部, 教授 (90047184)
林 茂樹 中央大学, 文学部, 教授 (20054348)
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キーワード | 情報化 / 地域情報化 / ニューメディア / 情報システム / 地域間格差 / 地域メディア / 情報行動 |
研究概要 |
本研究は、政府各省庁および自治体が取り組んでいる地域の情報化が、地域社会の情報システムにどのような影響を与え、地域情報システムにどのような変容をもたらそうとしているのかを明らかにする目的で行われているものである。 この目的のため、平成3年度(研究初年度)より継続的に行ってきた地方自治体や関係機関・地域情報システム事業者に対するヒアリング調査、、平成4年度に実施した地方自治体・CATV事業者を対象にしたアンケート調査の結果を踏まえつつ、平成5年度は、住民を対象にしたアンケート調査(3地域、6,000人対象)を実施した。調査対象地域は、帯広市、米子市、甲府市で、調査対象者は、16歳以上の男女を住民登録票から無作為抽出法により選んだ。具体的な調査項目は、以下の通りである。 (1)地域情報メディアを中心にしたメディアの利用行動 (2)地域情報メディアについての意識・評価 (3)情報格差感 (4)CATVへの接触実態 (5)地域意識 調査結果は現在分析中であり、平成6年度において、自治体調査、CATV事業者調査などの結果と合わせて、初期の研究目的に沿った総合的な報告を完成する予定である。地方自治体の地域情報化への取り組みは、現在も着実に進行しており、未だ明白な現象となって表面化してはいないが、住民の情報行動に何らかの変化が起こると予想される兆候は見られるといってよい。
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