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1992 年度 実績報告書

産業社会の情報化が経済構造に与える影響-情報化と多品種少量化のゆくえ-

研究課題

研究課題/領域番号 04211204
研究機関法政大学

研究代表者

岡本 義行  法政大学, 社会学部, 教授 (50105847)

研究分担者 若林 直樹  東京大学, 社会情報研究所, 助手 (80242155)
川俣 雅弘  法政大学, 社会学部, 助教授 (80214691)
植村 博恭  茨城大学, 人文学部, 助教授 (70184976)
キーワード情報化 / 多品種少量化 / ソフト / 企業 / 経済構造
研究概要

企業がどのように情報化に取り組んでいるかを実態調査してきた。以下は中間的結論である。
1.どの企業も情報化の推進が必要であると認識している。とくに、海外との競争に不可欠であると考えている。2.情報化の進展は規模や業種というよりも企業毎のばらつきが大きい。
3.情報化の成果は企業格差が大きい。
3.情報化機器というハードを導入しても、それが効果、発揮するとはかぎらない。手順や製品の標準化、また利用の仕方などソフト開発が重要である。
4.標準的な情報化機器については受け入れ体制が、そして当該企業に適した情報化機器の開発・導入(メーカーとの協力でも)が企業間競争の鍵となる。
5情報化には企業組織の設計や人材育成が必要である。
6.誰でも操作できる情報機器はどれだけ最新鋭であっても海外と比較すると競争力をもたない。
7.多品種少量生産を可能にする最新鋭機器はコストが高いために、大量生産に利用されることが多い。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岡本 義行: "情報化と経済構造の変化" 社会労働研究. 4. (1993)

  • [文献書誌] 若林 直樹: "OA化と社内コミュニケーション" 地方自治研修. (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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