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1992 年度 実績報告書

戦後日本形成の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04213104
研究機関東京大学

研究代表者

渡辺 昭夫  東京大学, 教養学部, 教授 (30061865)

研究分担者 村松 岐夫  京都大学, 法学部, 教授 (80025147)
三和 良一  青山学院大学, 経済学部, 教授 (90082669)
五十嵐 武士  東京大学, 法学部, 教授 (60009818)
五百旗頭 真  神戸大学, 法学部, 教授 (10033747)
天川 晃  横浜国立大学大学院, 国際経済法学研究科, 教授 (10009813)
キーワード戦後 / 戦後日本 / データベース / 日記 / 手記 / 首相の国会演説 / 条約 / 年表
研究概要

総括班の機能は、各研究班の活動を全体として申請書に記載した研究目的と実施計画に沿った方向で進めるように指導し調整する組織面と、総括班が独自に実行する研究面とに分かれる。
組織面に関しては、電子メールのネットワークの設定が終り、これを利用して総括班と各研究班との間、ならびに各研究班相互の日常的な連絡の能率化を図る態勢を作った。また、11月に2泊3日の研究集会を開催し、すべての研究班からの参加とかなりの公募による研究者の出席を得た。この研究集会は当重点領域に関係している研究者相互の問題意識と各班および各個人の研究の進展状況について情報を交換することを主眼として行われたものであって、主要な論点や成果を集約的に述べることは現段階では時期尚早である。
次に研究面での成果は、当初の計画通りにデータベース作成の作業を実施した。内容的には、戦後日本年表、戦後日本基礎資料(首相・外相の国会演説その他)などのデータベース化、大来佐武郎文書などの戦後日本関係文書の収集と整理、戦後日本関係の当事者とのインタビューによるオーラル・ヒストリーなどがその主要なものであり、それぞれ、今年度に予定していたものをほぼ実施できた。これらは、3か年計画の事業の一部であるので、たとえばデータベース化の場合で言えば、完成した形をまだとってはいない。

  • 研究成果

    (10件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (10件)

  • [文献書誌] 村松 岐夫: "日本政治のアウトライン, 日本政治の展望" 日本の政治. 1. 73-87, 230-238 (1992)

  • [文献書誌] 天川 晃: "内山知事と特別市制問題" 郷土神奈川. 30. 20-35 (1992)

  • [文献書誌] 五十嵐 武士: "戦後日本交流計画の胎動" 井門富士夫編『占領と日本宗教』. (1993)

  • [文献書誌] 五百旗頭 真: "パっクスアメリアーナ後退期の日米関係" 現代日本社会(7)国際化. 7. 49-79 (1992)

  • [文献書誌] 橋本 寿朗: "わが国製造業の強さを支える「柔らかな」分業" 国民金融公庫調査月報. No.377. 13-17 (1992)

  • [文献書誌] 北岡 伸一: "吉田茂-戦後日本の形成者" 月刊『THIS IS 続売』. 6月号. 152-164 (1992)

  • [文献書誌] 渡辺 昭夫: "アジア・太平洋の国際関係と日本" 東京大学出版会, 272 (1992)

  • [文献書誌] 三和 良一: "占領期の日本海運" 日本経済評論社, 264 (1992)

  • [文献書誌] 中村 隆英: "昭和史(1)" 東洋経済新報社, 371 (1993)

  • [文献書誌] 高坂 正尭: "日本在亡のとき" 講談社, 285 (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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